【オランダの作曲家 ルドルフ・カウマンズ氏について】

ルドルフ・カウマンズ(Rudolf Koumans)1929年 オランダのデルフト生まれ
7歳の時、ピアノ教師だった母に手ほどきを受け、ピアノを始めました。
1948年より、ハーグの王立コンセルバトワーレで音楽を学びました。
専攻はピアノに加え、音楽理論(和声、対位法、楽曲の解釈など)でしたが、後にその音楽理論の教授として、1989年の夏まで同じコンセルバトワーレで教鞭を取りました。第二器楽にはビオラを専攻していました。

オランダの著名な作曲家であるセム・ドレスデン氏に作曲を師事。
その後は独学で作曲を極め、3つの交響曲いくつかの管弦楽曲を作曲。
中にはフルート協奏曲ヴァイオリン協奏曲鐘とオーケストラの為の協奏曲が含まれるほか、合唱曲、ピアノと弦楽器(あるいは木管楽器やホルン)の為にかなり多くの室内楽曲(四重奏、五重奏、トリオ、ソナタなど)も作曲。
また、ご自身でピアノやビオラを担当し、室内楽を友人と好んで演奏されます。

アイスランド組曲について】

<構成>第1楽章(Rhapsodia)
          第2楽章(Variation)
          第3楽章(Finale Piccolo)

<演奏時間>約12分


「アイスランド組曲」
(ICELAND Suit Op.78)は1988年オランダのあるオーケストラがアイスランドに演奏旅行する際、現地での演奏会のために作曲されました。
アイスランドへ漁に出る、オランダ人漁師の歌が基調になっており、そのメロディーは第2楽章(Variation)の冒頭で、第6変奏までを導く主題としてくっきりと演奏されます。
第1楽章(Rhapsodia)第3楽章(Finale Piccolo)でもその歌の断片がきらめくように美しくちりばめられています。