歌劇「蝶々夫人」
− ある晴れた日に −

(注意!)プラグインがないのでMIDI再生できません。

(MIDIデータ作成者BunV様 のHPより転載)

第2幕第1場の前半、
帰米した蝶々さんの夫ピンカートンは
もう戻ってこないと言い張るスズキ(蝶々さんの女中)に対して、
夫ピンカートンの帰りを信じて疑わない蝶々さんが歌う

あらゆるオペラの中でも1,2を争うほど有名なアリアです。

ちなみに「ある晴れた日に」の「晴れた」という語は、
原語のイタリア語には出てきません。
直訳では「ある日に」なんですが・・・
まあ、こっちの方が分かりやすいので
タイトルはこのままにしておきました。

このアリアの歌詞の和訳を 以下に載せます。

(歌詞の和訳)
この歌は(もちろんのこと)全て蝶々さんが歌います。
あたかもそのシーンが目の前で展開されているような・・・
まさに空想の世界が現実に起こっているような感じで歌われます。

ちなみに、歌詞の中で出てくる「バーベナ」(写真はこちら)は、
和名を「美女桜(ビジョザクラ)と言い、花言葉「魅惑」
まさにピンカートンにとって蝶々さんは「魅惑」の存在だったのですね。

(蝶々さん)
ある日、海の彼方にまっすぐな煙が立ち上るのが見えるの。
そして、船が現れるの。後にその船が港にはいると、(伴奏で大砲を模した大太鼓が鳴る)入港の号砲が鳴り響くの。
見えるでしょ? 彼が来たのよ!
でも迎えには行かないのよ。行かないの。
丘の縁に居て待つの・・・待ち続けて・・・それがどんなに長くなっても私は平気よ。

そうしてると、一つの小さな点のような人が、町の群衆から抜けだし、丘を目指してくるの。
誰? 誰なんでしょう?
そして到着したら何て言うのかしら? 何て言うの?
遠くから「蝶々さん」と呼ぶのよ。
でも、私は答えることなく隠れたまま・・・
ちょっとした悪戯よ、
再会した途端に死んでしまわないように、
そしたら彼は心配する余り、
こう呼ぶの・・・ 呼ぶのだわ、
『バーベナ
(上記参照)の香りのする可愛い妻』って・・・
この名前は彼が私に付けてくれたの。
(スズキに向かって)
これらの事は全部本当に起こるの、誓ってもいいわ。
あなたは心配していなさい・・・
でも、私は絶対に信じて待つわ!

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