(C) 関西シティフィルハーモニー交響楽団
(アマチュアオーケストラ,大阪市)

イッポリトフ=イヴァノフ・
組曲「コーカサスの風景」


−曲の概要(その2)−



組曲「コーカサスの風景」の音楽をお聴きになりたい方へ)
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組曲「コーカサスの風景」の各曲について>

コーカサスの名峰の一つカズベク山の写真
<コーカサスの名峰の一つカズベク山(標高5047m)
組曲冒頭のホルン独奏の音は、このような名峰に響き渡る「こだま」をイメージしたのでしょうか。
ホルン独奏による「呼びかけ」は、最初は強く、直後の2回目は弱く、
文字通りエコー(「こだま」のように)で演奏されます。

この曲の題名にもある通り、「コーカサスの風景」は4曲の(演奏時間数分程度の)小曲から成り立つ管弦楽オーケストラ用の組曲であります。

4曲の小曲は、それぞれが作曲者自身がティフリス(現:トビリシ)在住中に取材したコーカサス地方の民謡や舞曲の旋律を元に、作曲者のテイストを加えて作曲したもので、 後述の通り、自身の自叙伝の中で自ら描こうとしていた「風景」を各曲ごとに作曲経緯も含めて振り返っています。

それぞれの曲の詳細は以下の項目に示しますが、自叙伝にある「解説」に共通しているのは、決して「単なる風景描写」や「コーカサス地方の旋律をそのまま用いただけ」ではなく、「自身の感情表現」を中心とし、自身の作曲旋律を用いた「作曲作品」であると力説しているところです。

おそらく、イヴァノフ自身は、この曲を単なる「コーカサス民謡集」や「コーカサスの旋律集」のような、お手軽な編纂作品に捉えられるのを極度に嫌っていたのでしょう。

初演の期日楽器編成などこの曲に関する基本データこちら

 

第1曲:峡谷にて( ホルン独奏による自然描写と民謡を主体した曲)

19世紀末のダリヤル峡谷(峡谷と要塞)の写真
<19世紀末当時のダリヤル峡谷>
「ダリヤル」の地名が古代ペルシア語で「門」を意味するように、
この峡谷はグルジアなどコーカサス山脈南側地域への「門」の役割を果たしています。
雄大な峡谷の中にある建造物は、「門」の守りを固めるロシア軍の要塞です。

「私はダリヤル峠を生々しく胸に思い出した。レーテク河のざわめき、山のこだまは、郵便馬車のラッパの響きを反している。アラグヴァの峡谷、バサナウルやアナヌルの狭道、これらの風景の連続は、音楽的表現のためによい素材を提供した。≪コーカサスの風景≫では、民謡を部分的に用いたが、しかし一つの主題に民謡を全部そっくり使うようなことはしなかった。おおよその感じを保存しつつ、個々に取り上げただけである。バサナウル峡谷を描いた広大な歌謡的主題(ホルン独奏の「呼びかけ」の後にクラリネットなどで演奏される旋律)は、平和で明るい一大花園のごとき自然美の印象を受けて、私が作曲したものである。」
(イッポリトフ=イヴァノフの自叙伝より)

この曲の最初は、往年の名作アニメ「アルプスの少女ハイジ(1974年放映)の 主題歌「おしえて」のそれを彷彿させるような、ホルン独奏による印象的な「呼びかけ」に始まります
(曲の冒頭でこれだけ印象的なホルン独奏が聴けるのは、「アルプスの少女ハイジ」の主題歌とこの組曲ぐらいでしょう。)
この「呼びかけ」は、早朝のコーカサスの峡谷に響き渡るこだまや、日の出にみられるようなコーカサスの山々の「目覚め」をイメージしたものといわれておりますが、実際には「アルプスの少女ハイジ」と同様、アルプス地方で使われているアルプホルン
(アルペンホルン)のイメージを受けたものと思われます。
(余談ですが、ブラームスも交響曲第1番終楽章で 、この アルプホルンのイメージを強く感じさせるホルン二重奏を挿入していますが、彼は一時期本気でその部分だけアルプホルンを使うことを計画していたそうです。)

ホルン独奏の「呼びかけ」に応じるように、クラリネットなどの木管楽器がまだ目覚めきっていないような、静かな旋律を奏で始めます。その裏で弦楽器は木々のざわめきや川のせせらぎを彷彿させるような細かい動きで曲の彩りを加えます。
そして、音楽は同じ主題を演奏しつつ徐々に高揚し、ついにトランペットや打楽器のティンパニも加わって最大音量のクライマックスを迎えますが、それも長くは続かず、次第に音量を下げつつ元の静けさを取り戻します。


クラリネットなどの木管楽器主体の静かな旋律が一通り終わって一瞬の沈黙があった後、イングリッシュホルン、フルート、オーボエが中心となって、のどかな民謡調の主題を奏でます

この旋律は、右写真のように峡谷に沿って延びる山道を駅馬車でのんびりと旅するイメージとも、峡谷に広がるのどかな景色をイメージしたものとも言えます。

こののどかな民謡調の主題は弦楽器にも引き継がれ、ロマンチックな雰囲気を少し醸し出します。

そして、民謡調の主題が終わりに近づくと、あのホルン独奏による「呼びかけ」が再び演奏され、初めの木管楽器の静かな主題も現れて、典型的な三部形式(冒頭部→中間部→冒頭部の再現)の展開を見せて、静かに曲を閉じます。

ティフリスとロシアを南北に結ぶ19世紀末当時のグルジア軍用道路
<19世紀末当時のグルジア軍用道路>
広大なコーカサスの峡谷をバックに、
駅馬車が走っているのどかな風景です。


第2曲:村にて( イングリッシュホルンとヴィオラの独奏−ペルシア風舞曲)

19世紀中盤のグルジアの娘たち(レールモントフが描いた素描)
<19世紀中盤のグルジアの娘たち(レールモントフ画)
ある家屋の屋上でグルジアの娘たちが打楽器(おそらくダイラ(コーカサスの手太鼓))や
手拍子を叩きながら、輪の中の娘や子供がそれに合わせて踊ったりしています。
イッポリトフ=イヴァノフがムレタで見た光景に少し近いものがあるかもしれませんね。

「私は上述前ページ冒頭参照の風景に、美しい詩をたっぷり使った。 この曲ではまず、狭い峠に住む男の寂しさと悲しさ付記参照が、イングリッシュホルンのうら悲しい旋律で表現される。続いて、心を奪うような舞踏の主題がオーボエにより扱われ、小鳥の舞うような優雅さと軽快な気分があふれる。言うまでもなく、私の印象の大部分は詳しく語られている。静かな夕暮れ、絵のような山々の眺め、人々の衣装、珍しい音楽や音楽家たち。この舞踏曲の旋律は、当時グルジアの村々でよく聴かれた民謡を私が採譜しておいたもので、ペルシアの影響をいくぶんか受けた曲である。テンポの遅い部分には、普通のバヤタの旋律と古来の歌を用いた。この楽章で、私は初めて表情のある東洋の小太鼓をオーケストラに用いた。」
(イッポリトフ=イヴァノフの自叙伝より)

この曲は、曲の形式こそ前曲の「峡谷にて」と同様ごく普通の三部形式ですが、前ページの冒頭でも触れたように、作曲者自身がコーカサスの自然と同じぐらい、もっとも深い感銘を受けたコーカサスの人々の風俗を自身のテイストを加えつつ作曲した力作であります。

曲の最初イングリッシュホルンとヴィオラの同じような旋律の「掛け合い」による、即興曲的ではありますが、どこか寂しさと悲しさをたたえた旋律が演奏されます。
続いて、作曲者が「バヤタの旋律と古来の歌を用いた」と解説した、弦楽器合奏によるゆったりとしたごく短い旋律が演奏されます。
それが消えるように終わると、趣が突然変わり、ペルシア風の(中東色の強い)華やかな舞曲オーボエなど木管楽器によって演奏されます。
そこで、この舞曲に欠かせない「タン・タタタタ・タン」のリズムを刻む楽器として活躍するのが中太鼓(東洋風の太鼓)です。
その舞曲が盛り上がった後に落ち着くと、再びイングリッシュホルンとヴィオラによる「掛け合い」が演奏され、中間部の華やかな舞曲がうそのように、ほの暗く寂しく終わります。

<付記>「峠に住む男」の背景にある壮絶な歴史

前述の自叙伝には、冒頭と最後のイングリッシュホルンによる即興曲的な旋律「狭い峠に住む男の寂しさと悲しさ」の表現とありますが、これは何もある特定人物のことを指しているわけではないように思えます。
有史以来、周辺列強国からの侵略を幾たびと受けてきたコーカサスの人々は、侵略者の魔の手から逃れるため、(全てではありませんが)自然と急斜面のある峠や高地の上など住居環境としては、あまりよくないところに住むようになりました。(こうした住居環境に関する風習は、つい半世紀ほど前まで続いたとのことです。)
つまり、この旋律は(数々の侵略を受け、悪環境下への移住を余儀なくされた)コーカサスの人々の寂しさと悲しさ」をも表現しているのではないでしょうか?
(ただ、侵略者側のロシア人であったイヴァノフ自身がそこまで意識していたかどうかは怪しいのですが・・・)

 

第3曲:モスクにて( 木管楽器とホルンを主体とした単調な民謡風の曲)

北オセチアのレーテク河沿いにあるモスク(現在は郷土資料館)の写真
<北オセチアのレーテク河沿いにあるモスク(現:郷土博物館)
イヴァノフが在留していたグルジアは基本的にキリスト教(グルジア正教)国でありますが、
コーカサスがイスラム教国の侵略(と強制的な改宗)を幾たびも受けた歴史もあるため、
グルジア西のアブハジアや北部の南オセチアの自治領のようなイスラム教徒地域もあります。
上写真のモスクは、グルジアから北に位置する北オセチア共和国にあるものです。
コーカサス全域は民族だけでなく宗教も複雑に入り組んでいるのです。

「モスクの尖塔から祈りの時刻を合図をする人は帰り、家畜の群れは家路につき、あたりは次第に静かになっていく。ここではバツウム(バトゥーミ)地方で有名なある旋律と、規則正しいリズムを持つアラビア風の旋律を用いた。」
(イッポリトフ=イヴァノフの自叙伝より)

この曲は木管楽器群、ホルン、ティンパニのみで演奏され、(通常の管弦楽曲では常に出番のある)弦楽器群は全く出番がありません。
また、上記の自叙伝にあるように、曲全体がたそがれ時の描写にふさわしく、素朴で静かな旋律が、ゆっくりとしたテンポで進行します

上記の自叙伝によると、この曲の旋律は「バツウム地方で有名なある旋律と、規則正しいリズムを持つアラビア風の旋律」が元になっているとのことですが、その一部は作曲者がバトゥーミ
(グルジアの黒海沿岸にある交易上の要衝都市:前ページの地図参照)のモスク(イスラム教寺院)で聴いたイスラム教 の儀式詠唱であるアザーン付記参照ベースにあると考えられています。

曲の最初は木管楽器による
(おそらくアザーンの最初の句を意識した)「呼びかけ」に始まります。
そこから木管楽器による素朴で短い民謡風の旋律が、楽器を変えて
(オーボエ→フルート+ファゴット→フルート+オーボエ)繰り返し演奏されます。
そして旋律の最初の句が木管楽器群全体で最強音で演奏されると、いよいよ曲は締めくくりにかかり、たそがれを象徴するかのようなホルン独奏による民謡風旋律の再現を経て、ティンパニの最弱音の伴奏を伴いつつ、消えゆくような長い音で寂しく終わっていきます。


<付記>アザーンについて

アザーンとは、モスク(イスラム教寺院)で1日5回行われる礼拝(サラート)の開始を告げる目的で、ムアッジン(アザーンの詠唱者)によって詠唱される「呼びかけ」であり、ちょうどキリスト教での「鐘の音」に例えられるほど、イスラム教の儀式にはなくてはならない重要な 要素です。(作曲者の自叙伝にある「モスクの尖塔から祈りの時刻を合図をする人」とは、おそらくムアッジンのことでしょう。)

アザーンの歌詞は地域によって多少の違いはあるものの、基本的にはイスラム教の全知全能の唯一神アッラーを称え、アッラーを唯一神であることと教祖ムハンマドがアッラーの使徒であることを宣言した後、礼拝に来るよう呼びかけるというものです。
(アザーンの歌詞や詠唱の詳細については、このページアラブ イスラーム学院)に詳しく記載されており、実際のアザーンの詠唱を聴くこともできます。)

ちなみに余談ではありますが、イスラム教は、西暦610年にメッカの名門商家だった教祖ムハンマドが天使ジブリール(ガブリエル)からアッラーの啓示を受けたのを契機に始まった宗教で、同じような地域で先に発祥したユダヤ教やキリスト教とは、儀式の様式など大きく異なる点がある一方で、天使(特に 幟天使ガブリエルは重要)や預言者、ユダヤ人とアラブ人の始祖アブラハムの存在などの共通点も多く存在します。そこでは、キリスト教の救世主(→ギリシャ語でキリスト)たるイエスもイスラム教の預言者の一人として登場し、きちんと崇められています。

また、イスラム教の和名として度々用いられてきた「回教」(かいきょう)という言葉は、イスラム教が回鶻(ウイグル)(中国大陸西部の民族)によって中国大陸にもたらされたため、「回回(ウイウイ)教」と呼ばれていたことに端を発しています。

 

第4曲: サルダールの行進(トルコ風の旋律による行進曲)

トルコ行進曲の写真(トルコ国内で市販されているCDジャケットより)
<トルコで市販されている「軍楽隊」CDのジャケット>
下記の自叙伝にもあるように、この曲にはトルコ東部のキリキア地方の旋律が
使われていることから、トルコ行進曲の影響を受けていると考えられます。
おそらく、この曲に出てくるサルダール(軍司令官)の行進も、このような威厳に
満ちあふれていたものだったのでしょう。

「がやがやと騒がしい群衆が、サルダールの出発を見送っている。彼を取り巻いたり、守衛の鞭に脅かされて散ったり。ここではゼイトウン(トルコ東部キリキア地方にある都市名)行進曲の旋律を元にして私が作曲し、副主題にはゼイトウンの軍歌調のものを作曲して配した。」
(イッポリトフ=イヴァノフの自叙伝より)

この曲は、初演当時からこの組曲の中でもダントツの人気と知名度を誇り、日本においても「酋長の行進」の曲名で管弦楽のみならず、ブラスバンドの名曲の一つとして、現在でも独立して演奏され続けています。

この曲の飛び抜けている人気の秘密は、何と言っても最初に出てくる木管楽器
(ピッコロとファゴット)で演奏されるオリエンタリズムに満ちたトルコ風の旋律に尽きるでしょう。
この旋律は、オリエンタリズムの持つ独特の怪しさだけでなく、聴いたとたんに覚えられそうなほどの、わかりやすさと親しみやすさを持ち合わせています
この旋律が、後に出てくる軽快かつ細かい動きを有する副主題と交わり、最後には、
(ここから満を持して登場する)コルネットの最大音量の吹奏で盛り上がると、一気にファンファーレ風の合奏になだれ込んで、組曲の最後を締めくくるのにふさわしい、にぎやかなコーダ(終結部)を迎えます

この曲には、トルコ行進曲独特のリズム感
(タン・タン・タンタンタン)が表面には出ていないものの、曲全体やその旋律の雰囲気から、トルコ行進曲の影響を少なからず受けていると考えられます。
(コーカサス地方の文化や風俗そのものも、トルコに度々侵略された経緯もあって、その影響を少なからず受けています。)

ちなみに、日本の曲名では「酋長」と訳される「サルダール」ではありますが、実際には「軍司令官」の意味が大きいとのことです。
(おそらく、この曲が日本に持ち込まれた際に、曲の持つ異国情緒を強調するため、わざと「酋長」と訳されたのかもしれません。)



組曲「コーカサスの風景」の基本データ>

以下に組曲「コーカサスの風景」に関する基本的なデータを載せます。

作  曲 採譜、構成はティフリス在住中(1882〜1893年)
管弦楽曲化はモスクワ帰京後
(1894年夏ごろ)
初   演 1895年2月5日  
  モスクワで行われたロシア音楽協会の演奏会にて作曲者自身の指揮で演奏
演奏時間 約25分
(第1曲:約10分、第2曲:約6分、第3曲:約4分、第4曲:約5分)
形  式 4曲構成管弦楽組曲

第1曲:峡谷にて
第2曲:村にて
第3曲:モスク
(イスラム教寺院)にて
第4曲:サルダールの行進
(酋長の行進)
オーケストラの
楽器編成
管楽器名の横の数字は各楽器の必要数です。
また、( )内の楽器は曲によって奏者が持ち替える楽器です。

木管楽器群:
ピッコロ1、フルート2、オーボエ2(イングリッシュ・ホルン1)、クラリネット2、ファゴット2
金管楽器群:ホルン4、コルネット2、トランペット2、トロンボーン3、チューバ
弦楽器群:ヴァイオリン2部、ヴィオラ、チェロ、コントラバス
打楽器群:ティンパニ、大太鼓、中太鼓
(東洋風小太鼓)、小太鼓(スネアドラム)、シンバル、タンブリン、トライアングル
その他:ハープ


参考および写真出典:
組曲「コーカサスの風景」総譜 (日本楽譜出版社)
大作曲家の世界4 (音楽之友社)
最新名曲解説全集5 管弦楽曲U (音楽之友社)
新音楽辞典 (音楽之友社)
クラシック音楽史大系11 (パンコンサーツ)
ロシア歴史地図 (東洋書林)
チェチェンで何が起こっているのか (高文研)
コーカサス ロシア文学揺らんの地を訪ねて (ナウカ)
ロシアのオリエンタリズム 民族迫害の思想と歴史 (柏書房)
シルクロード・ローマへの道11 騎馬・隊商の道 (日本放送出版協会)
民族の魂 グルジア、ウクライナの歌 (近代文藝社)
新アルメニア史 (泰流社)
平成13年度海外衛星画像解析調査報告書 (金属鉱業事業団)
共同通信社記者ハンドブック (共同通信社)

構成・文: 岩田倫和
(チェロ)

2004.8.28作成


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