(C) 関西シティフィルハーモニー交響楽団
(アマチュアオーケストラ,大阪市)


関西シティフィル・ギャラリー
−第41回定期演奏会の映像−


<幻想序曲「ロメオとジュリエット」−愛の絶唱と悲劇>
Windows Media形式:約6.2MB (演奏時間:3分6秒)


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チャイコフスキー
作曲の幻想序曲「ロメオとジュリエット」の終結近く、クライマックスに当たる部分です。
ロメオとジュリエットの「愛のテーマ」が絶唱となって響き渡り、完結すると思われたその瞬間、突然の悲劇が襲って、愛する二人を奈落の底へと突き落とす瞬間を描いています。
(この曲全体をお聴きになりたい方は、こちらのリンク
(約19分:4.6MB)からMP3形式音声ファイルをダウンロード再生してください。)

イギリスの名戯曲家ウィリアム・シェークスピアの代表作の一つ、「ロメオとジュリエット」については、現代でもストーリーの紹介の必要がないほどによく知られ、多くの人に感動を与え続けてきた作品です。
ジャーナリストで作家の落合信彦氏も著書「どしゃぶりの時代 魂の磨き方」の中で、
『・・・またジュリエットが「Oh, Romeo, Romeo, why art thou Romeo!」(ああロメオよ、ロメオよ、あなたはなぜロメオなの)と言うとき、その言葉には「I love you」を百万回言うより愛が凝縮されている。』
と書いているように、シェークスピア作品の言葉の中には、俗世間を超えた素晴らしい表現が数多く詰まっています。

戯曲「ロメオとジュリエット」は、チャイコフスキーが生きていた19世紀当時でも全ヨーロッパ中に知れ渡っており、多くの人に感動を与えてきました。
青年期のチャイコフスキーも、シェークスピア作品に深い感銘を受けた一人であり、友人の作曲家バラキエフの勧めに従って、1869年にこの幻想序曲「ロメオとジュリエット」
(初版)を作曲しました。
しかし、初演の不評やバラキエフの助言などもあって、1870年と1880年の2度にわたって改訂を行い、現在演奏されるような最終版となりました。

その甲斐もあって、現在もこの曲はチャイコフスキーの初期の傑作の一つとして、世界各地でよく演奏されるレパートリーの一つとなっています。

 

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<文> 岩田 倫和 (チェロ)