合奏時の写真です。北出音楽事務所ホールで撮影しました。 
(2001年6月23日 撮影)

我らがマエストロより
(第29回定期演奏会パンフレットより抜粋)


関西シティフィルハーモニー交響楽団は、20年以上の長い伝統を持ち、名高い指揮者やソリストとの共演を重ね、団内部がしっかり組織された素晴らしいオーケストラです。私はこのオーケストラが、聴衆の方々やメンバーの出身地域の為に、将来も永きにわたって成功を収められますよう願うものです。

さて、初めてこのオーケストラメンバーと練習を共にした時から、私には彼らが大いに音楽を愛し、楽しんでいると感じられました。私は最善を尽くそうとする彼らの熱意に心を打たれ、以来、私たちの目標達成の為に最大限の努力を注ごうとしてきました。演奏会の準備中に起きる様々な困難な間題を解決する作業は、そうした雰囲気の中ではどれをとっても楽しく感じられました。メンバーそれぞれが音楽以外の分野で高度な専門家として活躍できる知性を持っているので、私たちの練習は容易に進みました。さらに、メンバー全員の内に秘められた才能が、私たちの音楽を繊細、緻密に理解する手助けとなりました。

私にとって、彼らとの練習は決して苦労の多い仕事とはならず、むしろ彼らと共に音楽体験を分かち合うという喜ばしいこととなりました。その後、彼らから常任指揮者就任の申し入れを受けた時、私には、オーケストラの方も同じ喜びを感じてくれていたのだ、とはっきり分かったのです。

ズラタン・スルジッチ